パズルで鍛える仮説的思考力

脳力開発と聞くと毛嫌いする方もいらっしゃいますが、

脳の持っている力を少しでも向上させられたらいいなと

子どもたちを指導しながら日々感じます。

泰利学舎で行っている脳力開発は地に足をつけた基本のものです。

幼児から中学生まで、学年に応じた取組(刺激)をしています。

数理パズルも図形をイメージする力が飛躍します。

 

本日は数理パズルについてを説明します。

 

パズルは図形を把握する能力や

イメージする能力を飛躍的に高めます

夢中で試行錯誤している姿からも、

かなり高い集中力を感じます。

集中力を持続できるということは

一つの能力であり、学習には欠くことができません。

集中力がないというお子様は、パズルの取組から

集中を持続させる。ということをできるようにしてもいいでしょう。

そこでの成功体験から、学習面に生かすかすことができるようにします。

 

この思考錯誤の思考力ですが、

仮説的思考と言われます

仮説を立てて、それを実際にやって(検証して)

最終的に正解を求めていく思考力です。

ダメだったら(できなかったら)元にもどり、

また他の仮説を立てる。を繰り返します。

いろいろなパズルを取り組むことで、

たんさんの仮説を考えられるようになりますし、

また、短い時間で仮説が考えられるようになります。

試行錯誤するほど、形の本質が見えてきますし、

イメージ(頭の中で想像して見える)力

が自然と身に付きます。

 

中学2年で出でくる図形の証明問題で

その図形が向きが変わると

対応する頂点が分からなくなる生徒がおります。

頭の中で図形を回転させることができないのです。

この章では基本問題で出てきますので、

これができないと致命的です。

 

イメージ力というのは、頭の中で自由自在に操作できる能力のことです。

できれば、小学校の低学年までに取り組むと高い図形把握能力となり、

高学年では自分で活用できる能力になります。

 

数理パズルは楽しく取り組むことができ、

能力も伸ばしてくれる

とても素晴らしい教材です。

 

ご家庭では保護者さまが、

楽しそうに行うことと、できるだけ自分で考えさせることを

気を付けて行ってください。

つい、手を出したくなったり、ヒントも与えてしまいたくなるのですが、

自分で思考することが大切なのです。

 

未来の理系は幼児期や小学生の時の

このような経験や取組から生まれるのでしょう。

 

塾内でもこの取組を大切に行っています。

当塾では数理色板による錬成を年中児から、

数理積み木パズル(立体)を小学生から始めています。

幼児で思考力が身に付くと

その後の能力が飛躍します。

中学生で立体の把握能力の乏しい生徒さんには

展開図や、実際の問題の図形をコピーして

実際に対応させて確認させています。

 

急がす慌てず、一枚ずつ

数理パズルができるようにしましょう。

考えた分だけ本質が理解できるようになっています。

 

 

 

 

 

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