知能指数は生まれつき決まっているの?
本日は夕方から雪の予報が出ています。
先ほど年中児の授業が終わりましたが、子どもたちは雪がいつ降るのかと、待ち遠しい様子でした。
子どもたちの嬉々とした目とは逆に、私は昨年の大雪を教訓に午前中スコップを用意しました(笑)
また、本日は栃木県の公立高校の前期試験が行われました。
試験は小論文と面接、学校によっては総合問題があります。 それぞれの力を発揮してほしいと願います。 また、入試情報をこのブログで伝えていきたいと思います。
さて、本日は幼児教育について。質問の多い知能指数についてです。
人は140億の細胞を持っています。
生まれたばかりの赤ちゃんの脳細胞も数はそろっていますが、 脳細胞と脳細胞をつなぐシナプスが形成(配線)されていない状態にあります。
このシナプスの形成(配線)が多いほど脳の伝達がスムーズ(速く)に行われます。
知能指数は処理する速さが早いほど高くなります。
ですから、このシナプスの配線が多ければ多いほど、伝達の良い脳を造ることができるので、 知能指数を向上させることが可能と言えます。
では、どのようにしたらこの配線ができ上がるのでしょうか。
それは刺激によって造られます。
脳が刺激を受け取るのは、視覚(目)、聴覚(耳)、触覚(肌)、味覚、臭覚です。
見て聞いて、肌で触って感じる。そのような遊びを積極的に行うことです。
周囲からどのような刺激を、どのくらい受けられるかがとても大切なのです。
そしてこの配線は生まれてから急速に伸び、なんと3歳までに80%できあがってしまいます。
脳は人の体の司令塔です。
ですからこの幼児期の過ごし方(どのような刺激を受けるか)で、 脳の質、土台が変わるといっても過言ではありません。
当然、その後の小学校入学後の学力にも影響します。
子どもは何もわからないからと言って、毎日同じ玩具や、同じ食事を与えていたり、
同じ遊びばかりしていては、この脳を育てる黄金期を逃してしまいます。
当校では、そのような遊び(刺激)をたくさんご用意して、幼児コースのカリキュラムを組んでいます。
家庭でもできる簡単な取り組みを、今後紹介していきたいと思います。