カール・ヴィッテの教育法②
太田市の塾・学習塾 国語力重視、速聴速読の能力開発は「泰利学舎」たいりキッズ 塾長ブログ
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
昨日に続き、カール・ヴィッテの教育法です。
カール・ヴィッテの教育法が幼児教育(早期教育)のはじまりと言われています。
そのカール・ヴィッテの教育法をとても分かりやすく紹介している書籍があります。
「早教育と天才」
おすすめですので、是非読んでみて下さい。
では、ヴィッテの父親はどのようにして、ヴィッテを天才へと導いたのでしょう。
それは、いたってシンプルな取組なのですが、
意識していないと、なかなかできないのです。
それは、知的(知識的)刺激を与えることです。
身の回りにあるものから、言葉を教えていき、その用途を教えるというものです。
①具体的には、絵や実際の物(花瓶、筆箱、パソコン、コップ等)を見せて、
その言葉を一緒に言う。
②幼児言葉(ご飯→マンマ、お腹→ポンポ等は一切使用せず、はっきりとした正確な言葉を使う事。)
③規則正しい生活をする。
このような刺激だけなのです。
しかしながら、知的刺激は意識していないと、
ただ黙々と散歩をしていたり、
テレビやDVDを見せたままにしていたら、できないことなのです。
できるだけ、保護者やまわりの大人が、
豊かな言葉で語りかけること、
そして日々、身の回りのものから、新しい言葉や経験を
増やしていくこと。
至ってシンプルなのですが、
赤ちゃんは反応がないですし、
幼児期は6年もあり、この時期の日々の関わりは
意識していないと、なかなか継続していかれないのです。
知的刺激を与えれば与えるほど、こどもの脳は
発達していき、素晴らしい才能を発揮するようになります。
ヴィッテの父親は散歩や遊び食事など、生活のあらゆる場面から、
息子に興味関心を持たせ、
どうしてそうなのか、という疑問ももたせました。
それを一緒に考えたり、答えたりしたそうです。
おそらく、思考力や洞察力、観察力、そのようなものの見方、考え方を
幼児期にマスターしたのでしょう。
早期教育は特殊な環境下に置くものでなく、
自然と生活の中で身に付けることができるのです。
幼児には幼児に、小学生は小学生に、中学生は中学生に
その年齢に相応しい以上の、語彙を持たせることがとても大切に感じます。
日々保護者の皆様が発している、発言、言語、
ニュースなどに関心をもつなどの
態度に子どもたちは、影響を受けています。
カール・ヴッィテの教育法を
我が家流で構いませんので、
参考にして、是非実践されてください。
泰利学舎では、語彙力錬成として、
「読書くらぶ」良書多読を速聴で行ています。
先日 語彙力診断テストの結果が返ってきました。
上段の写真がテスト結果です。
半年前の昨年9月より、語彙数が2000語伸びたことが分かります。
この生徒さんは、中学2年生です。
昨年のちょうど今頃、他塾から転塾してきました。
読書クラブを初めて1年になります。
中学2年生の平均値(この取組をしている生徒の平均値)は25200語です。
平均値より5000語語彙数が多いという結果がでました。
この生徒さんは今回の中間テストで5教科合計442点を取り、
自己ベストを更新しました。
語彙数が高いと学力が高いという結果は、
公立高校最上位校の語彙数が40000語と言われているので、
その結果からも言えます。
学力の土台を造りたいという保護者様の願いに
答える一つの方法として、
語彙力の指数を上げるこの取組があります。
今回2回目の受験を終えて、それぞれの生徒が
成果を出すことができました。
ヴィッテは6歳で2万語の語彙力があったと言われています。
みなさんもヴィッテを目指してがんばりましょう!!