太田市の塾・学習塾・受験予備校・高校入試・中学受験・小学校受験・幼児教育・幼児英語・速読速聴・英検対策授業・プログラミング・国語力優先志指導の泰利学舎塾長ブログ
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いつもお読み頂いてありがとうございます。
期末テストの対策でブログが疎かになってしまいました。
7月に入り中高校生は期末テストが終了してホッとしていると思います。
夏休みが待ち遠しい生徒さんも多いようです。
けれども中3と高校3年生は先週末にも模試がありましたから、さすがにホッとはしていられません。
受験生は8月からの模試が受験に直接かかわってきますので、
塾でも模試の対策に自然と力が込められます。
そのような模試の前日の対策は、暗記教科の社会科や理科の生物や地学を行うことが多いです。
なぜなら実力勝負の国語とくに、長文読解は、一夜漬けというわけにはいかないからです。
しかし、その国語の長文読解にも、答え方の決まりがあるのです。
ですので、とくに入塾(転塾も含む)したばかりの生徒さんには、「読解の公式」(答え方)を一通り教えます。
知っていれば長文読解が解きやすくなりますし、
逆に、知らなかったことで、減点されてしまう恐れがあるからです。
本日はその内容の一部をご紹介したいと思います。
生徒からよく頂く質問に長文読解の答え方の「字数制限」があります。
~について20字以内
で答えなさい。という問題の
この「以内」や「以上」「未満」には字数に決まりがありますか? というものです。
「以上」や「未満」は数学でも使用される言葉(用語)ですので、しっかり押さえておきましょう。
例えば20字以内、といわれたら、20字ちょうども含まれますので、20字ちょうどでも良いです。
しかし、20字未満といわれたら、20字はふくまれません。19字までてまとめなければなりません。
では、20字以内で答えないと問われたら、どのくらいの文字数で答えたら良いのでしょうか。
これは、一般的に指定された文字数の8割以上で答えます。
例えば、20字以内でしたら、20字の2割の4字を引いて、
16字以上で答えれば良いです。16字以上で20字までで答えましょう。
しかし、10字以内で答えなさいの場合は、5.6字で答えることもあります。
ですので、10字よりも字数が少ない指定の場合、
例えば、「8字、6字以内で答えなさい」という問題は、
ほとんどが「抜き出して書きなさい」の場合が多いですから、
10字以内で答えなさい以外は、指定された字数の1割以内で良いです。
では、「20字程度で答えなさい」は何文字で答えたら良いでしょうか。
これも、よくある質問なのですが、
「程度」の場合は、指定された字数の1割を引いた文字数と、1割を足した文字数になります。
ですので、「20字程度で答えなさい」でしたら、
1割引いた18字から1割足した22字までとなります。18字から22字で答えれば良いのです。
「20字前後で答えなさい」も「程度」と同じ1割でよいでしょう。
このように、「程度」や「前後」も公式のように決まりとして覚えておくと、
時間制限のあるテストや入試で迷わずに、答えることができると思います。
長文読解問題自体が、数学のように答えがはっきりしているものではないので、
なんとなくや、このくらい、というアバウトの感覚の世界から、
「決まり」として、覚えておくと、答えやすくなると思います。
読解が苦手という生徒さんは、まずは、この字数制限をしっかりと掴んでおきましょう。
そして、この字数制限の問題を簡単(瞬時)に答える為には、
色々な言葉を知っていることです。
文字数を簡単に変えられる語彙数を持つことです。
例えば同じ「驚く」でも、「驚愕」「たまげる」「びっくり仰天」等、
同じ意味を持つ言葉で、字数を変えることができると、
指定された字数で、答えを自在に書き出すことができます。
国語の得意な生徒さんを見ると、やはり語彙力があります。
語彙力は一夜漬けできませんから、
日々の取り組みや、語彙を意識した生活が大切です。
読書はとても良い語彙力の強化です。
今年の夏休みは毎日読書をしましょう。国語力強化の一番の近道です。
がんばりましょう!
夏期講習はオンラインでも可能です。
読解はベテランの講師が担当します。
✉tairigakusha@gmail.com ℡0276-25-5512
読解力は鍛えることができます。
ご希望の方はご一報ください。