太田市の幼児教室・塾・学習塾は個別指導の国語力開発、能力開発、の「泰利学舎」たいりキッズへ。塾長ブログ
公立高校を前期試験で合格した生徒さんと、
私立の特進クラスに進学した生徒さんに、
この3月までの期間が高校の予習だけでは
もったいないと感じ、
前期試験の総合問題で、文章の要約が苦手だったり、
論文に苦手意識を持っていたことを思い出し
「天声人語」の書き出しを10分間行いました。
分かりやすく、簡略にまとめるということは、
書くことに慣れていないと、とても難しいです。
新聞やニュースの原稿は中学卒業程度で理解できるように
作成されているそうです。
そして、この日々更新される「天声人語」は
近年でも、大学入試や高校入試の国語の問題で
度々出題されています。
読むだけでは、文章の構成まで掴むことは難しいです。
書くことで、インプットできるのです。
小中学生はアウトプットの経験が少ないので、
たくさん書かせることが、表現力を身に付ける上で大切です。
優れた作品に触れること、そして書くことをめんどくさがらずに
行って下さい。
天声人語の場合、10作品くらい書き出すと、
自分なりの手ごたえ(表現力を身に付けた)を感じるようです。
芸術的な感性や文章を学びたい(インプットしたい)場合は
有名文学作品の冒頭部分の書写が良いと思います。
(実際、大学の芸術文学部に進学した生徒が、
夏休みの宿題に書写が出たといっておりました。)
国語が苦手と言う生徒さんにお勧めのトレーニングです。
少々忍耐力が必要ですが、頑張りましょう~。
太田市内の書店でも天声人語用のノートが販売されていますので、
塾だけでなく、この春休みの取組に是非入れて頂きたいと思います。
この記事へのコメントはありません。