太田市の学習塾・テスト受験対策・国語力優先指導・速読速聴の能力開発・誉め育ての「泰利学舎」 塾長ブログ
本日もブログをお読み頂きありがとうございます。
当校「泰利学舎」では10月より
小6年生対象に「中学準備コース」がスタートします。
なぜ、半年も前から準備するのか。と
保護者様からご質問を頂きました。
その保護者様のは
「あまり先取りして勉強ができると、
中学が始まった時に、勉強することを馬鹿にする子になったら困る」
という心配をされていました。
教育雑誌等でもよく取り上げられているのですが、
「中1ギャップ」という、小学校から中学校へ進学するときに
気を付けたい現象です。
中学に進学した際、環境に適応することができなくて、
その結果、様々な問題が生じることです。
中学校で劇的に変わる学習内容や
人間関係にうまくついていけず、勉強のやる気がなくなったり、
中学生活に積極的でなくなったりすることが、
代表的な現象です。
中学進学時にスムーズなスタートが切れることは、
その後の中学生活を大きく左右します。
特に、学習面はどの教科でも、取りこぼすと
高校入試にも直結するため、大変です。
ですから、周りの大人のサポートやフォローが
大切になります。
中1の1学期の数学、英語は難しくありません。
数学は正負の足し算、引き算から始まります。
マイナスを捉えることができず、苦労する生徒もおりますが、
繰り返し演習することで、
どの生徒もクリアできます。
この基本をきちんと押さえておかないと、
これから始まる中学、高校の数学に
ついていけなくなります。
だいたいわかる。という状況で良しとしてしまうと、
必ず、計算のミスが治らない、
四則計算の理解ができない
となります。
一年生で平均点の生徒さんは
理解できていない内容が3.4割となるので、
2年生、3年生の数学の成績は
下降していきます。
数学は積み上げ教科といわれますが、
ですから、1年生の第1章は本当に大切なのです。
2年生で入塾してきた生徒さんの
夏休みのカリキュラムは
1年生の1学期の復習でした。
計算のミスの多さは、基本の理解不足とわかり、
小6の秋に行う、中学準備講座のカリキュラムを
そのまま使いました。
2年3年で復習ばかりしている生徒は
上位高校には、入れません。
何事も入口が大切です。
基本からしっかりと定着させ、
勉強の習慣をつけることです。
小6の秋はチャンスです。
今までの勉強の仕方を見直し、
未来に備えましょう!!
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