泰利学舎 天文講座、開講します!
こんにちは。
泰利学舎の講師の岡部です。
この夏より開講する「泰利学舎天文講座 夏休み自由研究はこれ!!~月、土星、金星を天体望遠鏡でみてみよう~」を担当します。
私は子どもの頃から星を見ることが大好きで、館林市にある向井千秋記念館でもブラレタリウムを担当しています。
今回の講座について、私からご案内させていただきます。
人類の歴史は星を見てきた歴史
人類は太古の昔より星を見てきました。
もともとは季節を知るため、カレンダーを作るためでした。
古代エジプトではおおいぬ座のシリウスが昇ってくるようになるとナイル川が氾濫して肥沃な土壌を運んでくることを知りました。
日本では七夕として、こと座のベガ(職女星)とわし座のアルタイル(牽牛星)を7月7日に眺める風習があります。
ですが新暦ではなかなか晴れませんよね。
私は中2のとき、8cm屈折赤道義の天体望遠鏡を買ってもらいました。
まず月に向けました。これはよく見えました。
クラヴィウス・ティコ・コペルニクスといったクレーター、名所、虹の入江等くっきりわかりました。
そして土星を見ました。
輪っかがはっきり見えました。
150倍でもかなり小さいのですが、それより輪が見えた衝撃は忘れません。
木星にも向けました。
土星より大きく、縞模様が見えました。
そしてガリレオ衛星(イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト)もはっきり見えました。
天文講座の内容
今回の講座では、天体望遠鏡を使って、木星・土星・月を観てみます。
そして、自由研究につなげていきたいと思います。
木星はすでに南天に明るく輝いています。
問題は天気ですが…。
常に私たち星を見る者は天気に悩まされます。
それだけに見えた時のうれしさは倍増します。
私がなぜ星を見るのかというと、綺麗だからです。
漆黒の宇宙に浮かび、輝く星を眺めていると、清々しい気持ちになります。
あの先に何があるのだろうと…。
渺茫(びょうぼう)たる宇宙の中における、人類の微々たる存在を知ることで、自分の行動を振り返ることもあります。
ホーキング博士も「問題をかかえたら、足元ばかり見ていないで、星を見上げよう。」と言っています。
あまり難しいことを考えなくてもいいのです。
一緒に星を眺めてみましょう。
きっと新しい発見があります。
天文講座の開催概要
講座 | 内容 | 開催日時 | 費用 |
---|---|---|---|
(夏の自由研究) |
天体望遠鏡を使って天体観測(自由研究のレポートまで 指導) |
小学生 19:30~20:30 中学生 20:30~21:30 |
(60分×3回) |
※費用は税込・教材費込です。
※天文講座は雨天延期で実施します。