前回の投稿に続き、「基礎の繰り返しは高い質を生む」です。
教室に通っていらっしゃる保護者様からの反響を頂き、本日も同じテーマにしました。
具体的に基礎の学習は何をしたらよいか?という質問を多数頂きました。
学年や年齢によって違いはありますが、
幼児から小学生の中学年の生徒さんであったら、
当塾で使用している、基礎学習テキストを更に繰り返して活用することをお勧めします。
教育現場の声から作られ、40年以上の研究実績があります。
無学年式で進んでいきますが、系統ごとに綿密に反復がされています。
いろいろなテキストやプリントを行うよりも、
このテキストを順にこなしていくことで、学習能力が向上します。
学習能力とは、集中力、読み解く力、運筆力(目と手の協調性) 計算力、基礎概念、正確性(丁寧さ)、速さです。
このテキストを断片的に使用するのではなく、初めから最後まで、できれば毎日同量すすめるといいでしょう。
1日で一冊仕上げて、6日何もしないというやり方では定着がされないからです。
イチロー選手のように毎日がポイントです。
教科書にはない数の概念育成や、文章題を正確にきちんと読み、
自分で考えることができるようになります。
幼児や小学低学年でよくみられる、
同じパターンでつくられたプリントでは、プリントを見ると何を問われているのか
パターンで覚えてしまっているので、
「問題を読む」ことをしなくなってしまい、直観で解く癖のようなものが付きます。
また、カラーやキャラクターのイラストの多いテキストで、問題文が図解説明されているものも
本人が文章を読んでイメージする力が育たないように感じます。
このテキストを更に繰り返し行うとかなり強固な「学習回路作り」に
なるのではないかと感じています。
また、能力=速さ×達成度と言われます。
速さでしっかりと到達度をみていることもこのテキストの凄いところです。
教室には一人一人にキッチンタイマー(ストップウォッチより見やすいです)が
用意されており、計算やパズルは時間内で仕上げる取り組みを行っています。
この春から基礎を重視した取り組みをご家庭でも行ってみてください。
漢字書き取りや英単語練習も書いて覚えるという回路作りになります。
家での取り組みも読解や文章題、計算、書き取り、
これらをバランスよく行うと能力向上が早いように思います。
欲を言えば読書と「記憶」の取り組みを加えると
5年先、10年先の能力が飛躍します。
焦らず慌てず、まず目の前にある1問を解きましょう。
持続力がイチロー選手のような天才を育てます。
がんばりましょう~~
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