太田市の塾・学習塾・幼児小学生の脳力開発・小学受験・中学受験・高校受験・大学受験・速読速著は国語力重視の泰利学舎・塾長ブログ
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皆様のお役にたてたら幸いです。
新学期が始まってから緊張の毎日が終わり、ゴールデンウイークも終わり、お母様方はホッとされているのではないでしょうか。
子どもが家にいると、勉強ももちろんさせたいし、勉強の役に立つような体験学習にも出かけたい、自然にも触れさせたいし、
けれども3食の食事の支度だけでもいつも以上に大変です。せめて「勉強しなさい」と言わなくても、子どもが自主的に机に向かってくれたらいいのに。
ゴールデンウイークや夏休み等の長期休みに、子どもを自主的に勉強をさせる方法はないか、
このような質問をお母様方から尋ねられました。
方法は色々あると思いますが、簡単というか、基本は
旅行等の子どもが楽しみにするレジャーを、休みの後半に持って行くことです。
子どもたちは旅行の前日などは、眠れなくなるほど楽しみにしています。
ですのでそれを上手く使って、「旅行の前までに宿題を仕上げようね。」あるいは、「このテキストをここまで進めておこう」など勉強の目標を立てても、楽しみのために、あるいは楽しむために、自主的に勉強に向かいます。
夏休みは特に宿題が終わっていないと、その他の勉強に手がつけられないので、宿題を早く終わらせることは最も重要です。「旅行の前に」という期限を付けられても、旅行を楽しむために、自主的に始めます。
夏休みは40日近くもありますから、そのようにしているうちに、勉強する習慣が身に着くと最良です。一度習慣化すると、後は自動運転のようにお母様がなにもしなくても進みます。
また、旅行を決める時に、旅行はいつも勉強をがんばっているご褒美よ。といって宿題程度の勉強しかしていなくても褒めてあげましょう。
勉強を頑張ったご褒美が旅行やレジャーとわかると、はりきって勉強を始めます。先に終わると気持ちが良いので、すると宿題のみでなく、プラス自主勉強などができるようになります。
ですので、そのご褒美が長期休みの後半にあれば、宿題(勉強)へのモチベーションを長く維持することができます。
今回のゴールデンウイークであれば出かけるのは、4月ではなく、5月の宿泊であれば5/4.5日が良いでしょう。5/6日は体調を整えて、学校の準備をします。夏休みの旅行は8月の10日~20日頃が良いと思います。あまり遅すぎると、作文や絵画等の宿題があったときに書くネタに困ると思います。
大人も自分のご褒美に旅行をしたり、旅行をするために仕事を頑張ると言う方は多いです。私自信もそのタイプです。
大人の場合の「仕事」が、子どもにとっては「勉強」と捉えて置き換えると、子どもの勉強へのモチベーションを上げるためのアイディアが以外と多く浮かぶと思います。
自分から勉強してくれたら、お母様のイライラもなく、家庭内が平和になります。イライラした空間からは、脳内の安らぎのホルモンも出ませんから、集中できなかったり、勉強してもすぐに忘れるような効率の悪い勉強の悪循環に陥ります。
長期の休みは、楽しみを後半に持って行く。簡単にできることですので、是非やってみて下さい!