いよいよ新学期が始まりました。太田市内の中学では、新学期の初めに実力テストが行われます。
今頃は復習や見直しをしている生徒も多いと思います。
実力テストは一年間のまとめテストです。
テストは勉強したものが、自分の力になっているか(定着しているか)
を確認する為にあります。
春休みの勉強の成果を発揮できるよう、
一人ひとりに宿題として、テストの範囲のプリントを出しました。
実力テストの自宅での勉強方法は、一学期からの復習を、テキストを使って行い、
できなかった所、間違えたところをチェックし、
理解が不足しているところ、忘れてしまっていた語句等をもう一度さらう。
面倒で、気の進まない取組ですが、
人の脳は過去に学んだこと、出来事など、忘れるようにできています。
ですから、復習を重ねることで忘れにくくしなくてはなりません。
春休みや夏休みのように長い休みには、
一年生からの学習を復習しましょう。
受験までに、一つでも多く、確実な知識としておくことが必要だからです。
そこですこしでも効率よく勉強するために
気分転換を短いスパンで入れていく方法があります。
①場所を変える。自分の部屋からリビング。 塾の自主勉強部屋や図書館。
②飲み物や食べ物。柑橘類、リラックスできる飲み物等
自分なりの気分転換できるものを見つけておくといいでしょう。
③得意な教科と不得意な教科を交互に行う。(だらだらとやらない)
④ルーティンワーク(漢字書き取り、英単語練習)は苦手教科は細切れの時間を活用する。
例えば、お風呂に入る前の10分間。寝る前の10分間。学校の休み時間の5分間。塾の授業が始まる前の5分間等。
細切れでも1年で累積するとかなりの時間になります。
一日10分は6日で1時間
一か月ではおよそ1時間40分になります。
一年間ではおよそ40時間。
朝と夜の2回、10分間勉強すると80時間になります。
成功の秘訣は勉強を繰り返すことで、内容を定着させることです。
集中力を持続できる力=学力といわれますが、
現代の忙しい中学生は「細切れの時間」を活用できることも大切です。
そして繰り返して覚えられたという経験をたくさん積むと
面倒な勉強も苦でなくなります。
実力テストは1年間の総復習ですから、範囲は広いです。
どこから勉強したらいいかわからないという声を耳にしますが、
テストは山をはり、運だめしをするものではありません。
丁寧に復習した分、自分の力として残ります。
教科書を1ページでも多く見直そうと思って取り組んでみて下さい。
もちろん塾ではポイントを絞り対策しますが
最近の群馬県の入試の傾向は教科書の細部を問う問題が出でいます。
社会科でいえば、世界の地域の出題は
今年はカナダとオセアニア。
昨年はアフリカです。
アメリカ、アジア、ヨーロッパは知っていて当然な知識なのでしょう。
大問としての出題はされていません。
あと一年入試まで時間があるわけですから、
傾向と対策よりも、知識を増やす、深める取組を夏までは行いましょう。
教場が新しくなり、自主勉強が快適にできるようになりました。
少しでも塾生の勉強時間を増やしたいと思い
快適な空間を意識しました。
自分の勉強部屋と思って使って下さい。
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