今週から中学2年生を対象に保護者面談を塾内で実施しています。皆さん受験に対してそれそれ疑問や悩みをお持ちのようです。
よくある質問が「私立高校と公立高校はどちらがいいの?」です。
最近はここ地方都市太田でも私立志向が高まっているように感じます。現に本年度ある中学の3年生は
学年の4割の生徒が私立単願で決定しています。一昔前の公立高校の滑り止めという発想はだいぶ薄れているようです。
私個人の意見になりますが、やはり比べるにしては土俵が違い過ぎると思うのです。公立高校はあくまで公立で、様々な規定や時間の枠の中にあります。先生は公務員。公務の中で情熱を発揮されていらっしゃる先生も確かにおりますが、私立高校の一企業体としての組織的な取り組みにはかないません。補修も学力下位の生徒にもかなり手を入れているのが伝わってきます。
公立高校を選択するなら、「上位の成績をキープできる。」を目安にしてはいかがでしょうか。学年の三分の一に入っていられると、推薦で進路決定が望めます。
私立高校はどの高校も学校説明会や体験会を6月から夏休みにかけて行っています。そして一、二年生の保護者も見学可能です。私立の学業特待の試験は難しく、公立の入試と傾向が違います。三年の夏に進路を決定するのでは少し遅いです。秋に行われるプレテストで実力を見ますから、夏休みには過去問題を解いていきたいです。早めの進路決定が望ましく、2年生で学校見学に行くことを塾ではお薦めしています。
なにはともあれ、学校を選べるように成績を上げておかなくてはですね!!学年末テストが終わったらしっかりと今年度の復習を行いましょう。早くに受験生という意識や目標を見つけると、取り組みが変わってきますよ。コツコツ頑張りましょう~
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