三月も残すところあと1週間になりました。
公立高校の入試結果は、昨年同様、前期試験でほとんどの生徒が合格しました。
そして後期試験を受けた2名も無事合格致しました!!
全員が志望校を変更せずに合格することができたことは 講師にとっても大きな喜びです。
お預かりした生徒さん一人ひとりの夢を叶える 学習塾でありたいと思います。
今年の群馬県高校入試問題から言えることは、5科ともに記述式問題が増えたことです。
国語では「選挙管理委員長の説明文があり、それをもとに、選挙管理委員である太郎さんは クラスで投票前、投票後に伝えなければならないことを、それぞれ1文で書きなさい。」 という問題がありました。
これは公立中高一貫校(市立太田中学)の受験問題の「適性検査」と言われる試験の問題と類似しています。 特に群馬県の中高一貫校(市立太田中)受験問題はは学校行事の企画や運営方法の問題が多く出されています。
中高一貫校の受験を小学6年生の時に経験し、錬成したことのある生徒さんは 簡単に解くことができたように感じます。
今年の高校入試では更に数学でも「七角形の外角の和が360度であることを説明しなさい。」 という文章で答える問題が出題され、
社会科では「子育て家庭を支援するための[ぐーちょきパスポート](提示することで様々なサービスが うけられるカード)の取り組みの特徴を簡潔に書きなさい」 という問題が出題されました。皆さん答えが浮かんだでしょうか?
これらから言えることは現状の学力観が思考力、企画力、想像力、思考力という表現力に移ったということです。
これはPISA型と言われ、欧米諸国及びアジア諸国で行われるテストの学力観です。
PISA型については後日ブログで詳しく書きます。 今までの暗記を中心とした学力ではこのような記述の問題がとけません。
とくに企画力についてはある程度錬成しないと、書けない(解けない)生徒が ほとんどです。
昨年から群馬県高校入試の記述傾向はありましたが、 今年で更にはっきりと、記述(PISA型)になったといえそうです。
このような傾向から、当塾では記述(国語力)を重視した取り組みを行っています。
昨年、今年とも前期試験の作文では全員が時間内に指示された作文(論文)を仕上げることができ、 見直しも十分にできたと、嬉しい報告を受けました。 今後も更に国語力を意識した取り組みを行って行きたいと思います。
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