太田市の塾・学習塾・個別指導・国語力優先指導・小学受験・中学受験・高校受験・大学受験・泰利学舎塾長ブログ
ゴールデンウィークは充実した休みを過ごせたでしょうか。
5日の子どもの日は午後5時から午後9時まで、
中学生の中間テスト対策を行いました。
2週間前ということもあり、
どの学年の生徒さんも真剣に学習できた様子が
印象に残りました。
さて、先日新規で入塾されたお母さまから、
「体験学習」の仕方を教えて欲しいという質問を頂きました。
「ただ詰め込む勉強の仕方では、伸びしろが少ない。」
という内容が教育雑誌に載っていたそうで、
それについての質問でした。
体験学習については、年齢によって取り組み方や
体験させる内容も異なると思います。
幼児さんであれは、
山や海、川などに連れていくことで、
世界が広がり、興味関心が増しますから、
物事を覚えたり、理解するという学習効果が上がり
その吸収が非常によくなります。
小学生も同じく、興味関心が高ります。
そして更に文字や作文を書くということができますから、
体験してきたことを作文やレポートとしてまとめる
ということを丁寧に行わせます。
アウトプット(書く)ことで、
理解を深めることと、定着(忘れない)させることが
できるからです。
ですから地域の資料館や美術館、自然史博物館などに
積極的に行きましょう。
小学校低学年でも、その年齢なりに考えたり、感じたりして
歴史や文化を吸収していきます。
写真は水車の力を利用して粉ひきをする水車小屋です。
みどり市の小平の親水公園内にあります。
この休みに息子(4歳を連れて行ってきました)
水遊びや鍾乳洞もあり、お勧めです。
中学生であれば、教科書に登場する遺跡等は
必ず行ってほしいです。
高校入試では、ご当地(出題県)の遺跡や特色なとが
出題されやすいです。
桐生市にある岩宿遺跡や
お隣埼玉県になりますが、
稲荷山古墳(さきたま古墳)など
度々入試に出題されています。
実際に見たものは、教科書の活字で学ぶものより、
リアルでイメージしやすく、記憶にも残ります。
歴史の好きな子や得意な子は
やはりそのような博物館などに行った経験が多いです。
ですから、積極的にお子さんを連れ出して博物館や美術館等行かせましょう。
しかしながら、ゴールデンウィークも終わってしまったし
体験学習というと、
どこかに出かけたり、
実際に制作したりと、大がかりなイメージを持たれる
方が多いようですが、
身近なものでも十分に体験・観察できます。
写真は1週間前に私の自宅の庭にまいた、ひまわりです。
数日で双葉が出てきました。
同時に朝顔も植えました。
たねの形や色と双葉を教えました。
季節ごとにこのように植物を植えたり、
咲いた花を観察することで、
季節感も育ちます。
理科(生物や化学)の身近なものから、観察していくと良いでしょう。
知識も増えますし、観察する(詳しく見る)姿勢が自然と育ちます。
更に図鑑で調べる習慣をつけられると、
知識も語彙も大きく広がります。
ご家庭でできる体験学習からやってみましょう。
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