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読書と国語力
みなさん、こんにちは。泰利学舎の白石です。今回は読書と読書がもたらす国語力への影響についてお話しようと思います。
読書の大きな効果としてあげられるのが、まず第一に脳が活性化して思考力が高まるということです。
活字を目で追い、書かれている内容を想像力で補いながら、本を読んでいく。
このプロセス自体が大脳への刺激となり、その結果、思考力が高まり、
国語の文章読解のみならず算数・数学の文章題や英語の長文などへの理解が高まり、問題を解くうえで大きな力となります。
次に、読書のもたらす効果として、さまざまな物事に対する見方・考え方が柔軟になり、
深く考えられるようになることが挙げられます。
本を読んでいると、筆者の考え方や物事のとらえ方が自分とは異なり、新鮮な驚きを受けることがよくあります。
また、本の中で書かれている内容が自分の考えつかない領域にまで掘り下げられていて、
思わず感心してしまうことも少なくありません。
自分とは違う価値観を知ることで柔軟な思考が可能になります。
このことは、国語の文章題、特に小説文の読解問題を解くうえで、おおいに役立ちます。
小説に出てくる登場人物の考え方が自分とはまるで異なったとしても、読書で養われた柔軟な思考によって、
登場人物の心情を推し量ることが容易になるからです。
語彙が増えることも読書によって得られる大きな効果です。
読書量の豊富な人は知らず知らずのうちに、たくさんの言葉や漢字を覚えます。
豊かな言葉の知識は文章を読む時に理解が深まるだけでなく、自分で文章を書くときにもとても力を発揮します。
国語の記述問題の解答を書くうえでも、たくさんの言葉を知っている人の方が有利であることは言うまでもありません。
豊富な語彙が記述の表現力を高めるための大きな武器となるからです。
文章力は勉強や将来仕事に就いたときにも、大いに役に立つ一生の財産といえます。
泰利学舎では、速聴を授業の中に取り入れ、生徒の皆さんの国語力の向上を図っています。
速聴とは、本を読むときに、目で活字を追うと同時に耳からも音声を聴くというものです。
情報量が多くなるため、本の内容が頭に入りやすくなります。
また、音声のスピードを1倍速から8倍速まで設定できるので、
音声の速度を少しずつ速めることによって、本を読む速さを上げていくことができるようになっています。
速聴のもたらす効果とは、速く読む訓練をすることによって普段の読書のスピードもアップし、
大脳の活性化にもつながることにあります。
泰利学舎では、小学生や中学生の多くの生徒の皆さんが熱心に速聴に取り組んでいます。
本は名作が中心なので、質の高い日本語を速聴でたくさん聴くことで、国語力の向上につなげています。
ご興味のある方は、お気軽にお問合せ下さい。
0276-25-5512(午後2:30分より) 担当 白石
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