太田市の幼児教育・小学受験・脳力開発は「泰利学舎」へ。塾長日々の気づきのブログ
先日「幼児に集中力を持たせる方法」をアップしたところ、
当校の幼児教育コースに通塾されている、お母様から質問を頂きました。
4歳、現年中児さんの集中力を持続させるにはどうしたら良いか?
というものでした。
このお子様は先月2月に入塾しました。
体験の時から、集中力がないことをお母様が気にされていました。
確かに、年中児さんの集中力に比べると、集中できる時間が短かい傾向にあります。
集中力のないお子様は
一つのことを長く取り組むことが苦手であったり、(そういう経験がなかったり)
身の回りの様々なものが気になる場合があります。
そのような場合は、前者は
その子の興味の持てる取組を5.6用意します。
それらを、1つ3分~5分間取組み、次々に繋げていきます。
目先が次々に変わるので、30分くらいは座ったまま取り組むことができます。
このようにして、30分取り組めたら、
今度は、一つ一つの取組の時間を3~5分間から10分間へと
次第に長くしていきます。
年中さんであれば、一つの取組を(粘土や折り紙等)
10分できたら、誉めてあげましょう。
少しずつどんな取組でも
集中してできるようになります。
後者の身の回りの様々な物が気になるお子様は、
興味や関心が外側に向く傾向があると思うので、
取組場所(机の上に)できる限り物を置かない。
クレヨンや鉛筆も1本だけ持たせる。
などのように、集中できる環境を作ってあげることが必要です。
落ち着いて取り組むようになるまで、数か月かかりますが、
次第に一つのことに集中できるようになります。
集中を持続できる時間=学習力です。
幼児期に最も身に付けたい脳力です。
慣れるまで、根気のいる取組ですが、
この時期に身に付けないと、後の学力に響きます。
小学校低学年で落ち着きのないお子様は、
文字を丁寧に書いたり、ミスなく計算する注意力を
身に付けることが難しいように感じます。
その時期、その時期に身に付けておきたい能力があります。
幼児教育も親業です。
いっしょにがんばりましょう!!
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